無心帰大道

~~~無心帰大道~~~(無心なれば大道に帰す)

無心とは・・・無事や平常心と同じような意味があり
あれこれと作為したり取捨分別する心を捨てる事、
欲のない澄んだ心の事だそうです。
P7241218あれこれと思い悩まずに、
ただ只管に努力をしていれば
進むべき道、正しい道が見えてくるのだと。

昨年の5月より思いのままに綴って来ました。
無我夢中の一年でした。
お稽古のお一人おひとりの美しい姿勢に、
折り目正しい心が伝わり只々嬉しい限りです。

鵬雲斎大宗匠のお言葉に、
お茶には二通りの姿があると言われています。
外見から見える姿勢と、目に見えない内側の相(すがた)です。
木へんに目、木目の事ですね。木目は外側からは見えません。
木を切って初めて木目で年輪がわかるのだと。

奥の深い茶道の真の相を求め楽しみながら
素晴らしい仲間と歩んで行きたいと思います。