~~夏と秋ゆきかふ空のかよいぢは
かたへすずしき風や吹くらむ~~ (古今集)
(行く夏と来る秋が、行き交う空の通い路には、
片側に涼しい秋の風が吹いているのだろうか)
不安定なお天気が続くこの頃、
大雨に、雷がこんなにも怖いものだと知りました
雨雲の合間に「行き合いの空」を見ました
「行き合い」と言うのは、
出会いの事なのですね。
夏から秋へと移り行く変わり目、
二つの季節が出会う。
蝉の声を聴きながら、虫の声に耳を傾ける頃。
積乱雲を見ながら、筋雲を眺め、
すすきの穂に秋の気配を感じる・・・。
いよいよ秋ですね・・・素敵な出会いがあるでしょうか