〜〜〜ふる雪に 色まどはせる梅の花
鶯のみや わきてしのばむ〜〜〜 (新古今集)
(降っている雪と見間違えるような白い梅の花を鶯だけは見分けているのだろう)
令和3年は2月3日が立春にあたります。
1年で最も寒い厳寒の時期ですが
暦の上では春の始まりです。
雪の下の僅かながら艸の芽吹きに
キラキラ光る窓越しの陽射しに
冷たい風に吹かれながらも
可憐な花をつける梅の花に
間違いなく春の訪ずれを感じます。
コロナ禍、小さな春に心が明るくなります。
ステイホーム窓越しの季節の移ろいを楽しみたいと思います。