郁子(むべ)の花

木通(あけび)に似た白い花を付ける郁子(むべ)の花は

葉が常緑で美しいので民家の垣根でもよく見かけます。

 

 

掌のような葉っぱは幼木の頃は3枚

成長するにつれて5枚7枚となることから

七五三蔓とも言われ大変縁起の良い木と言われています。

また、郁子の実は木通の実よりも甘く

昔は砂糖の代用品として使われていたそうです。

「郁子」という名前は

ムベの花や果実の馥郁(ふくいく)とした香りと

常緑の葉や蔓が伸びることから名付けられたと言われています。