再来棗 投稿日: 2018年03月23日2018年03月23日 投稿者: 初音会 包帛紗は取り合わせの都合で棗を濃茶器として用いる場合に 仕覆の代わりに帛紗で包んで行う点前です。 茶の湯では、豪華な棗より黒無地棗の方が位が高く 黒棗は濃茶に用いるが、蒔絵棗はいかに精緻に造られた作品でも 薄茶器にしか用いないと言うことです。 「再来」は利休所持の黒棗が一度紛失したが、再び仙叟宗室が手に入れたことから 名付けられたものです。