初ちぎり

「渋かろか 知らねど柿の 初ちぎり」

加賀千代女の俳句です。結婚して幸せかどうかは行ってみないとわからない。
柿も食べてみないと甘いか渋いかわからないことになぞらえて詠まれたものです。
毎年、柿の主菓子をいただく時に思い出したい銘ですね。