狭き門より入れ

花月のお稽古をしながら社中から聖書の「狭き門より入れ」と
言うのは茶室の躙り口と似てますねと話題になった。
利休は、世俗と切り離された茶室という空間で、ミサの儀式のごとく
亭主と客だけで行われる儀式、茶の湯を大成されました。
堺において利休の妻や娘はキリシタンであったため、
そのミサに参列したのであろうと言われています。

濃茶の飲み回しや茶巾で茶碗を清めるしぐさ等が、
その儀式から考案されたようです。