下萌え

「花をのみ待つらん人に山里の 雪間の草の春を見せばや」
藤原家隆の詠んだ風景を、利休は茶の美意識としています。
お菓子は「下萌え」です。
冬の寒さを乗り越えて、雪の間の所々に いつの間にか
新しい息吹は顔を出しています