花をのみ 待つらん人に 山里の

〜花をのみ 待つらん人に 山里の

       雪間の草の 春を見せばや〜〜〜       (藤原家隆)

 

(花の咲くことばかりを待ち望む人に山里に積もった雪の間に

芽吹く若草の春を見せたいものだなあ)

 

乙巳年の立春は2月3日、暦の上では春の始まり1年の始まりです。

2月4日は旧暦の1月7日「春の七草」でした。

新春に若菜を食べると邪気を払って病気が退散し

長生きすると信じられていました。

 

 

残雪の隙間から芽吹き始めた草を「雪間草」といいます。

利休は家隆の和歌に「わび茶の心」と伝えています。

「雪間の草の春」のような小さな小さな感動を

感じる心をいつも持ち続けたいですね。