~~~さゆり葉の知られる恋もあるものを
身よりあまりて行く蛍かな~~~ (藤原定家)
(人知れず咲くささゆりの花ようにひっそり想う
恋もあるというのに、その想いを隠し切れず身体から
光が溢れるように蛍が飛んで行くよ)
梅雨の頃、山裾の茂みの中にひっそりと咲く
ささゆりの花を見つけました。
思わず手に採りたくなりますが、
来年また出会う為にも見つめるだけに
いたしました。
定家のロマンチックな歌にある「さゆり葉」は
ささゆりの花の事なのですね。
毎年、その季節ごとに自然を愛で、
旬を味わい感動し続けて行く。
なんて贅沢な事でしょう。
沢辺の蛍の乱舞も楽しみです。
