このたびは ぬさもとりあへず 手向山

~~このたびは ぬさもとりあへず 手向け山
もみじの錦 神のまにまに~~    (古今集)

(このたびの旅行では 忙しくて神前にお供えする幣も
十分に用意する事が出来ませんでしたが、代わりに、
この手向山の錦のように美しいもみじをお供えいたしますので
神様の御心のままにお受け取り下さい)

PB090459 時雨のたびに鮮やかさを増してゆく
赤いもみじ

11月7日は、立冬です。
旧暦 閏9月15日、
満月の美しい夜でした

「冬立つ日」・・・立つというのは始まりの意味です。
この日から立春の前日、節分までが暦の上では
冬となります

いよいよ茶の正月と言われる炉開きの季節となりました
開炉の時を利休は、柚子の色づく頃といわれ、水に縁があり
子孫繁栄の意から亥の日にという習いがあります。
赤々と燃える炭に、練香の香しさ、松籟の音・・・。
和やかなお茶の始まりです