鴬の木伝ふ梅のうつろへば

~~~鶯の木伝ふ梅のうつろへば
桜の花の時かたまけぬ~~~                  (万葉集)

(鶯が木から木へと伝う梅の木が散り始めると、桜の花が咲く頃がやってきます)

 

うぐいすが上手に鳴いています。

春になりました。

つい先日まで紅梅

白梅と愛でていたのに

今は心ときめくような

薄紅の桜を待ちわびています。

今年は何処の桜を

見に行きましょうか。

桜の蕾が膨らみ始めると

誰もが春を感じ、季節を感じ、自然を感じようと足を運びます。

満開の桜が散り終える頃、季節は移ろい、日々はまた慌ただしく過ぎて行きます。

春の桜を愛でるように四季折々に咲く花々にも足を止め、薫る風を頬で感じて

自然の美しさにときめきながら

季節の節目の行事を大切に日々を過ごす事が出来れば

何て楽しい一年でしょう。

先ずは「平成」最後の春を楽しみましょう。