永き世の 遠の眠りの みな目覚め

〜〜〜永き世の 遠の眠りの みな目覚め

波乗り船の 音のよきかな〜〜〜    (よみ人しらず)

 

(冬の長い夜、深い眠りにあっても皆んな良い朝を迎えて目を覚ます。

厄を流してくれる舟が波を越える際に奏でる音がとても心地よい)

 

癸卯(みずのとう)

皆様におかれましては輝かしい初春をお迎えのこととお慶び申し上げます。

 

 

 

お正月の二日に七福神の絵に和歌を書いた紙を枕の下に入れて寝ると

良い初夢を見ることができると言われています。

上から読んでも下から読んでも同じ回文になっているこのおめでたい和歌は

いつまで経っても終わりが来ないということに

尽きぬ世のめでたさを祝うのだそうです。

七福神とは、恵比寿(商売繁盛の神様)、大黒天(豊作の神様)

弁財天(学問と財福の神様)、毘沙門天(勝負事の神様)、

布袋尊(開運、良縁、子宝の神様)寿老人(福徳、長寿の神様)

福禄寿(長寿と幸福の神様)とされ福徳の神様として信仰されています。

天満宮に初詣をして福徳を楽しみに七福神おみくじを引きました。

2023年が素晴らしい年でありますように。