春くれば宿にまづ咲く梅の花

〜〜〜春くれば宿にまづ咲く梅の花

君が千年のかざしとぞ見る〜〜〜     (古今集 紀貫之)

(春になれば、宿に先ず咲く梅の花、君の千歳の時の髪飾りと思い見ています)

 

人々が美しく心を寄せ合う中で文化が生まれ育つ、と言う意味の込められた

「令和」が2年目を迎えました。

干支は、子年「庚子(かのえね)」

になります。

十二支の1番目に来ている子年は

新しい生命が種子の中にきざし始める時期

新しい物事や運気のサイクルが始まる年

と言われています。

 

令和元年が矢のように過ぎ

慌ただしく迎えた令和2年は

私自身華甲の歳となりました。

人生の折り返し地点に立ち、しっかりと地に足を付けて茶道に精進して参りたいと思います。