今年また暮れぬと思へばいまさらに

~~~今年また暮れぬと思へばいまさらに

過ぎし月日の惜しくもあるかな~~~                (風雅集)

 

(今年もまた暮れてゆくと思えば、今更ながら過ぎた一日一日が名残り惜しく思われるものよ)

今年も残り少なくなりました。

 平成最後の年、戊戌の年も矢のように過ぎていきました。

月日はいつものように過ぎて毎日新しい朝を迎え、
何となく日々を過ごしてきたのに、年末となると
慌ただしく、心落ち着かない日々、
時は待ってくれません。

一日一日が名残り惜しく思われます。
そんな思いは昔も今も変わりなく
繰り返されているのですね。

昔からのしきたりも大切に続けたいものです。
お世話になった方々へのご挨拶や大掃除、新年に向けての準備と一年の締めくくりに入ります。

過ぎゆく年を省みての思いは様々ですが、歳と共に新しい年を迎えるための
残り僅かな日々は大切に思えます。

お稽古も残り少なくなりました。
茶道を通して楽しく語らい笑いながらのひと時に感謝でいっぱいです。