~~~月よみの光をまちて帰りませ
山路は栗のいがの多きに~~~ (良寛)
(もうしばらく待って月が明るくなってからお帰りください。
栗のいががたくさん散らばっていますよ)
お彼岸に山間ではすっかり稲穂の刈られた畦に真っ赤な彼岸花が咲いて
中秋のお月さまは、
十六夜、立待月、居待月と
ためらいながらも
いつの間にか下弦の月となり
いよいよ神無月
実りの秋、食欲の秋となりました。
早速新米を土鍋で炊きました。
田舎で栗を拾って栗ご飯に、若い無花果はコンポートにしました。
自然の恵みをいただくのはとても贅沢で幸せなことですね。
一雨ごとに秋色になり晩秋を感じつつ開炉までのひと月
季節の移ろいを楽しみたいと思います。