八雲立つ 出雲八重垣 妻籠みに

~~~八雲立つ 出雲八重垣 妻籠みに

八重垣作る その八重垣を~~~         「古事記」「日本書記」

(雲が何重にも重なり立ちあがる。雲が立湧き出ると言う名の出雲の国に八重垣のような雲が立ちあがる。

妻と住む宮にも八重垣を作っているよ、そうその八重垣のように)

 

日本最古の和歌・・・詠まれたのはスサノオノミコト・・・神様です。

 

日が沈む聖地出雲では

旧暦の10月(神無月)を「神在月」といいます。

日本各地の神様が出雲大社に集まり

いろいろな「縁」を結ぶ「神議り(かむばかり)」を

七日間行うそうです。

旧暦10月10日の会議に海の彼方から来る神々を迎えるため

その前夜、稲佐の浜では日が沈むと神事が行われます。

 

古来より朝日を象徴する神社は「伊勢神宮」で夕日を象徴する神社は「出雲大社」と言われています。

いつか「出雲神話」ゆかりの地をゆっくりと巡ってみたいと思います。