~~~奥山にもみじ踏みわけ鳴く鹿の
声聞く時ぞ秋は悲しき~~~
(奥深い山の中で散り積もった紅葉を踏み分けながら
鳴いている雄鹿の声を聞く時が秋はひとしお悲しく感じられることだ)
一雨ごとに寒さを増して夜の冷え込みが
厳しくなりました。
もの悲しい晩秋の落ち葉を前に
燃え尽きようと鮮やかに
色を染める紅葉は春の桜のように
心ときめくものがあります。
歳を重ねると奈良や京都の古刹に漂う空気に癒されたく
今年の紅葉狩りは、高雄の神護寺へ参りました。
長い石段にびっくりでしたが、紅葉の美しい景色を楽しみながら金堂を目指しました。
ご本尊の薬師如来立像にお参りし、残照に照らされた高雄の紅葉を後にしました。
私の好きなお寺がまた一つ増えました。