合歓の木に魅せられて

P7161063昼は咲き夜は恋ひ寝(ぬ)る合歓木(ねぶ)の花
君のみ見めや戯奴(わけ)さへに見よ
紀女郎 「万葉集」

我妹子(わがもこ)が形見の合歓(ねぶ)の木は花のみに
咲きてけだしく実にならじかも
大伴家持 「万葉集」
紀女郎が大伴家持に贈り、贈られた歌

毎年、この季節になると、可憐な花が楽しみです。